甲状腺の異常で円形脱毛症になる?女性の薄毛との関係性とは?

■女性でも円形脱毛症になる?どんな症状?

薄毛といえば、想像する人が多い「円形脱毛症」。
円形脱毛症って、女性でもなるもの?そもそも、どんなもの?

 

  • 女性にも起きる、円形脱毛症
  • 円形脱毛症ってどんな症状?
  • 円形脱毛症の種類をご紹介

 

急に頭にできてしまう、丸いハゲ。
薄毛の代表格として有名な、円形脱毛症ですね。

この症状って、男性の薄毛が進行した状態と思われがちですが、
実はそうじゃないんです。

女性でも、たくさんの人が悩んでいる症状。

そもそも、円形脱毛症って、どんな症状なのでしょうか?

実は、円形脱毛症には種類があります。

最も多くみられる症状で、500円玉ほどの大きさの
丸い脱毛箇所ができてしまうものが、「単発型」と呼ばれています。

この脱毛箇所が2か所以上あり、何度も繰り返すケースを「多発型」。

後頭部や側頭部など、
髪の生え際に帯状に脱毛箇所があらわれるものを「蛇行型」。

多発型が頭全体に広がってしまい、
ほとんどの髪が抜けてしまう状態を「全頭型」といいます。

ひとことに円形脱毛症と言っても、その症状はさまざまなのですね。

円形脱毛症は、年齢関係なく女性にも起こり得る症状ですので、
けして他人事ではありません。

■円形脱毛症の原因はストレス?

「ストレスが溜まって、ハゲができてしまった!」とよく聞くけれど、
円形脱毛症の原因って、ストレスなの?

 

  • 円形脱毛症の原因はストレス?
  • 実は複雑。円形脱毛症に関連している体の症状とは

 

昔から、「悩みすぎて毛が抜けた」「ストレスが溜まりすぎてハゲができた!」なんて
フレーズを聞くことがありますが、円形脱毛症の原因って、ストレスなのでしょうか?

調べてみたところ、
ストレスが直接的に円形脱毛症の原因となるとは解明されていないんだそう。

しかし、過度のストレスを感じている状態では、
自律神経をはじめ、体のいろいろなバランスが崩れがちです。

そのため、ストレスが「起因して」円形脱毛症が起きている可能性は
否定できないんだとか。

原因というよりも、誘因要素という感じですね。

そして、肝心の原因について調査してみると、
原因は一つに絞られているわけではないようなのです。

毛周期の異常や自己免疫疾患、内分泌障害や自律神経障害など、
さまざまな原因が考えられています。

ただ髪が抜けているだけだと思いがちですが、実は体のいろいろなことが関連して、
異常のサインを出しているのかもしれませんね。

円形脱毛症になったら、「ストレスを感じすぎたかな」なんて軽く考えず、
一度医師の診察を受けることをおすすめします。

■甲状腺の異常が脱毛に関係しているって本当?

女性に多い、甲状腺の異常。
甲状腺機能の低下が引き起こす抜け毛について調査しました。

 

  • 甲状腺機能低下症ってどんなもの?
  • 甲状腺が原因の脱毛って、治るの?
  • どんな治療をする?期間はどれくらいかかる?

 

抜け毛の原因はさまざま。
病気が原因の場合もあるんです。

急に抜け毛が増えたという場合には、
甲状腺に異常がある可能性も考えられます。

甲状腺機能低下症とは、
甲状腺ホルモンが少なくなってしまう病気。

40代くらいの女性に多い疾患ですので、
加齢に伴う薄毛と勘違いしそうですが、実は病気なんです。

甲状腺ホルモンは、髪を作る細胞を活性化させる働きがあります。

しかし、この甲状腺ホルモンの分泌が減少してしまうと、その働きが
優先度の高い臓器などに配分されてしまい、髪の毛まで回ってこないという現象が。

この結果、髪の発育不良が起こり、抜け毛が増えてしまうのです。

この甲状腺機能低下症の場合、
その治療方法は甲状腺ホルモンを補充するということ。

通常の薄毛対策とは異なりますね。

治療方法は、不足している甲状腺のホルモン剤を飲んで補充します。

治療により、薬が必要なくなるケースもありますが、
基本的には生涯にわたって飲み続けなければならなくなることがほとんど。

治療の効果が表れるには、数か月から数年を要すると言われていますので、
少し長期戦となってしまうことは覚悟が必要です。

甲状腺ホルモンが低下しているかどうかは、血液検査でわかります。

急に抜け毛が増えたなという場合、薄毛外来に相談することで、
早期に甲状腺機能低下症を発見することができるかもしれません。

■急な抜け毛増加が知らせるサインとは?

甲状腺の異常の他にも、抜け毛症状を伴う病気が。
脱毛の原因の可能性があるものをご紹介します。

 

  • カビが感染!?頭部白癬とは?
  • 内臓疾患も抜け毛の原因に
  • 婦人科系の疾患、ホルモンバランスの乱れも大敵

 

抜け毛が増加してしまう原因として、甲状腺の異常をご紹介しました。
実は、脱毛を伴う体の異常は、他にもあるんです。

今回は、そのうちいくつかをご紹介します。

まず、頭部白癬。
あまり聞きなれないものですよね。

でもこれ、実は水虫と同じ菌に感染した症状なんです。
案外身近な菌ですが、頭部白癬にかかると、髪の毛がとても抜けやすくなります。

かゆみを伴うことも多く、見た目には円形脱毛症に見間違うことも。

子供に多い症状ではありますが、大人でもまれに感染しますので、
可能性として知っておきたいですね。

そして、脱毛は内臓疾患が原因でも起きる可能性があるんです。

さまざま原因はありますが、
糖尿病や肝臓病、重度の貧血などでも脱毛が生じることが。

さらに、ダイエットで食事制限をしてしまうことで内臓に十分な栄養分が
行き届かなくなり、機能不全を起こすことでも脱毛症状があらわれることが。

女性は、婦人科系疾患も脱毛の可能性の一つになってきます。

卵巣嚢腫などの疾患のほか、ホルモンバランスの乱れが原因の脱毛症状も、
多くの女性を悩ませているものです。

こうしてみると、脱毛という症状は
いろいろな体からのサインの可能性があるのですね。

早く気付くことで早期に改善することができる症状もたくさんあります。
ぜひ、脱毛というサインに気付いてあげてくださいね。